コピーライターとして、「言葉」を中心に企画をしています。
キャッチフレーズや、それ以外にも、例えばSNSの投稿文、企画書など、言葉に関わる部分は全て活躍の場です。
なんとなく良さそうな言葉ではなく、企画の中で機能する言葉になるよう心がけ、デザイナーや営業と協力して仕事を進めています。
コピーには量が質を生む面があり、企業のコーポレートスローガンなどは、少なくとも100本ほど書きます。スラスラ出てくるわけではなく、いったい何を、どのように言えばいいか考え、もう何も書けないと思った頃に、納得の1本が書けたりします。
ある大御所のコピーライターが、「100本に1本は天使が書かせてくれる」と話していて、その言葉に勇気づけられています。
お客様から「頼んでよかった、まさにこの言葉です」と声を掛けられることもあり、頑張る甲斐があります。
ユーエスケーは高知の中でも大手の広告会社で、民間や行政を問わず多種多様なクライアントと信頼関係を築いており、常に質の高い提案を期待されている環境があります。一緒に働く社員も、クライアント思いで企画を考えることが好きな人ばかりで、一緒に働いていて毎日が楽しいです。また先日、念願であった「写真の個展」を個人で開催した際には、お祝いのお花や差し入れを持って社員が駆けつけてくれて、感動しました
今まで以上に挑戦するようになりました。例えば、東京では携わることのなかった、テレビCMやWebサイト全体の企画などです。それができるのは、デザイナーがすぐそばにいるという環境が大きいです。企画制作部は、自分以外は全員デザイナーなので、正直、コピーライターにとってはこれ以上ないくらい幸せです。デザイナーは、すぐに頭に絵が浮かび、自分とは違う視点での企画ができるため、お互い力を合わせて、新しいことに挑戦していけることにワクワクしています。
日本や世界に届く企画を、高知から仕掛けていきたいです。
社会情勢からもそういったことが可能になってきていますし、高知や私たちには、そのポテンシャルがあると感じています。また、Iターンならではの視点を活かし、高知全体や各自治体の魅力を県外に発信していく仕事には積極的に携わりたいです。
個人的な話では、価値ある仕事をした結果として、優れたコピーに贈られる「TCC賞」を受賞できたら嬉しいです。つい先日、社内のデザイナーや、入社1年目のプランナーと力を合わせて、「朝日広告賞」という伝統ある新聞広告の公募コンテストに応募しました。賞は自分たちの力を世の中に認めてもらう絶好の機会なので、今後も続けていきたいと思います。
私は2021年の6月に東京からIターンし、ユーエスケーに入社しました。
それまでは、宣伝・マーケティング領域の出版社宣伝会議、理工系国立大学の広報、PR会社で働いていました。高知での仕事は、東京以上に責任とやりがいが大きいと感じています。東京では最初から仕事の範囲が決まっており、関係者も多いため意思の疎通が難しいと感じたことがありました。ユーエスケーでは、経営者や自治体の責任者に提案をする機会が多く、企画の最初から最後まで全てに関わることができるため魅力的です。
また、ユーエスケーには、お互いの経験やアイデアに対して尊敬する文化があります。広告業界の方も、そうでない方も、これまでのキャリアを存分に活かせる場所だと思います。